ーローフードをもっと楽しく!自家製で始めるナチュラルライフー
2025.07.25


ローフードを自家製で楽しむメリットとは
ローフード(Raw Food)は、食材を加熱せずにそのまま食べることで、酵素や栄養素をできる限り損なわずに取り入れられる食事スタイルです。最近では、健康志向の高まりとともに、多くの人がローフードを取り入れるようになってきました。
その中でも「自家製ローフード」は、自分の好みに合わせたアレンジができるうえ、コストも抑えられ、安心・安全な食事を実現できる方法として人気を集めています。
自家製だからこそ安心・新鮮
* 市販品に含まれがちな添加物を避けられる
* 材料の産地や品質を自分で選べる
* 作りたてのフレッシュな味が楽しめる
特にローフードは素材の味がダイレクトに出るので、自家製にすることで品質が大きく変わります。
コストパフォーマンスの良さも魅力
ローフードの商品は専門店などでは価格が高めな傾向がありますが、自家製にすれば同じ内容でもぐっとリーズナブルに。ナッツミルクやエナジーバーなど、1回分の材料費だけで数回分が作れることも珍しくありません。
まずはここから!自家製ローフードの基本アイテム
自家製ローフードと聞くと難しそうに感じますが、実は意外とシンプルなものばかり。以下のようなアイテムからスタートすれば、すぐにローフード生活が始められます。
ナッツミルク(アーモンドミルクなど)
【材料】
* アーモンド(無塩・生)…1カップ
* 水…3カップ
* デーツ(甘みをつけたい場合)…2粒
【作り方】
1. アーモンドを一晩水に浸けて柔らかくする
2. 材料すべてをミキサーにかける
3. 布やストレーナーでこして完成
市販品よりも自然な甘みと香ばしさが感じられます。
ロークラッカー
【材料】
* フラックスシード…1/2カップ
* ひまわりの種…1/2カップ
* 野菜パルプ(にんじんやセロリなど)…1カップ
* 塩、ハーブなど…適量
【作り方】
1. 全材料を混ぜてペースト状にする
2. 薄く広げてデハイドレーターまたは低温のオーブンで乾燥
パリッと香ばしく、スープやディップと一緒に楽しめます。
保存もできる!自家製の発酵系ローフード
ローフードには発酵食品との相性も抜群です。自家製の発酵食品は腸内環境を整えるだけでなく、ローフードメニューの味の幅を広げてくれます。
自家製ザワークラウト
【材料】
* キャベツ…1/2玉
* 天然塩…小さじ2
* 好みでキャラウェイシードやにんにく少々
【作り方】
1. キャベツを細切りにして塩を揉み込む
2. 瓶にしっかり詰めて空気を抜き、常温で1〜3日発酵
3. 酸味が出たら冷蔵保存して完成
乳酸菌が豊富で、サラダやクラッカーと相性抜群です。
ローケチャップ(非加熱トマトソース)
【材料】
* トマト…2個
* デーツ…1粒
* オリーブオイル、にんにく、塩…適量
【作り方】
1. 材料をすべてミキサーにかけるだけ
シンプルなのに味に深みがあり、ローパスタやディップにおすすめです。
スイーツも自家製で!ローフードの甘味レシピ
ローフードでもスイーツを楽しむことは可能です。加熱せずとも自然な甘さとコクで、満足感のあるデザートが作れます。
ローバナナチョコケーキ
【材料】
* バナナ…2本
* カカオパウダー…大さじ2
* アーモンドパウダー…1カップ
* デーツ…5粒
【作り方】
1. すべての材料をフードプロセッサーで滑らかに混ぜる
2. 型に詰めて冷蔵庫で数時間冷やす
しっとり濃厚で、チョコレートケーキのような満足感が得られます。
ローボール(エナジーボール)
【材料】
* デーツ…6粒
* オートミール…1/2カップ
* ピーナッツバター…大さじ2
* カカオニブ、ココナッツフレークなど…適量
【作り方】
1. 材料を混ぜて一口大に丸める
2. 冷蔵庫で保存すれば2〜3日持ちます
栄養もたっぷりで、小腹が空いたときのおやつにもぴったりです。
自家製ローフードを続けるコツと工夫
ローフードを自家製で取り入れることで、毎日の食卓がさらに楽しくなります。無理なく続けていくために、いくつかの工夫を覚えておきましょう。
まとめて仕込んでストックする
ナッツミルクやクラッカー、エナジーボールなどは、まとめて作って冷蔵・冷凍保存が可能です。週末に仕込んでおけば、平日の手間がぐっと減ります。
素材の質にこだわる
ローフードでは加熱をしないため、素材そのものの味が命。できるだけ無農薬やオーガニックのものを選ぶようにすると、味にも栄養にも差が出ます。
調理器具を上手に活用する
必須ではありませんが、以下のような調理器具があるとより快適になります。
* フードプロセッサー
* ミキサーまたはブレンダー
* デハイドレーター(低温乾燥機)
* 保存用ガラス瓶や密閉容器
これらがあれば、作れるメニューの幅が広がります。
まとめ:自家製ローフードで体と心が喜ぶ食卓へ
ローフードは、健康や美容のためだけでなく、料理そのものを楽しむための選択肢でもあります。自家製にすることで、材料や味付けを自分好みに調整でき、安心して続けることができます。
最初はナッツミルクや簡単なスイーツから始めてみましょう。慣れてくるとクラッカーや発酵食品、ソース類などにも挑戦でき、冷蔵庫に並ぶ自家製ローフードにきっとワクワクするはずです。
手間をかけすぎず、楽しく、気軽に。自分のペースで、ローフードのある暮らしを始めてみませんか?